こんにちは!てぃぼりです。

サンダーとライコウの強さの比較について、

オリジナルのツールを使って詳細に調べていきます。

 

はじめに

最初の攻略情報は時事ネタにしようかということで、ライコウとサンダーの比較について書こうと思います。

とはいえ、ライコウが日本にやってきて半月以上が過ぎ、すでに各所の攻略情報で「サンダーよりライコウの方が強い」と発信されていますね。
基本的にそれは正しくて、

サンダー(でんじほうor10まんボルト)よりも、
ライコウ(でんきショック/ワイルドボルト)の方が強く、
もしも長時間戦えたとしたらはっきりと差が出ます。

それだけ言っても面白くありませんので、ここではジム戦で何といっても電気技で攻撃したいギャラドスに相手を絞り、どのような違いが出るのか、サンダーの方がいい場面があるのかについて詳しく見ていきます。

ポテンシャルを調べる

ポテンシャル計算

まずは各ポケモン・技の組み合わせの潜在能力を調べていきます。
※画像をタップすることで拡大表示することが出来ます。
グラフや数値の画像は全て拡大表示できます。

ポテンシャル計算って?

ポテンシャル計算とは、攻撃側・防衛側の両方が理想的な条件で力を出し切った場合にどのような結果となるかを計算するものです。

この計算では、戦闘の流れや体力の噛み合わせで実際に最高効率に近く戦闘を終えることができるかは考慮しない代わりに、潜在能力を調べることができます。

対ギャラドスのポテンシャル

では、ギャラドス(ドラゴンテール/ハイドロポンプ)と戦ったときの主な数字を拾ってみます。
互いに個体値100%でPL(ポケモンレベル)39の場合です。

ポケモン ポテンシャル
DPS
ポテンシャル
討伐時間
楽勝度
ライコウ でんきショック
/ワイルドボルト
29.46 11.7秒 12316
サンダー チャージビーム
/でんじほう
28.26 12.1秒 11025
ライコウ ボルトチェンジ
/ワイルドボルト
27.98 12.2秒 11552
サンダー チャージビーム
/10まんボルト
27.51 12.4秒 10714
ライコウ でんきショック
/10まんボルト
27.26 12.5秒 11054
ライコウ ボルトチェンジ
/10まんボルト
25.90 13.2秒 10368
ライコウ でんきショック
/かみなり
25.70 13.2秒 10144
サンダー チャージビーム
/かみなり
24.76 13.7秒 9176
ライコウ ボルトチェンジ
/かみなり
23.05 14.7秒 8696

楽勝度って?

楽勝度とは、敵のHPバーを削るスピードと、討伐時の体力の余裕を総合して「どれだけ楽に倒せるか」を数値化したものです。
防衛ポケモン間でも比べられて直観にも近い楽しい指標なので、これについてはまた別の記事で詳しく紹介します。

ちなみにギャラドスに対して「最高楽勝度」を叩き出すのは上記のライコウ(ショック/ワイルド)で12316と出ますが、ハピナス(しねんのずつき/マジカルシャイン)に対しては「最高楽勝度」を出すミュウツー(念力/気合玉)でも1759です。
そんなふうに比べていくと楽しいんですよ。

ポテンシャルトップはライコウ(でんきショック/ワイルドボルト)

さて、上記は攻撃性能であるDPS順に並べていますが、ポテンシャルはライコウ(でんきショック/ワイルドボルト)が頭一つ抜け出し、第2集団にサンダー(でんじほう)などの4通りがいます。
攻撃力のステータスはライコウよりサンダーの方が少し高いのですが、技の性能のよさがその差を上回り、ライコウがトップになっている状況です。

サンダーよりライコウの方が少し耐久力が高い分、楽勝度でも若干ライコウが優位になっています。

実戦とポテンシャル値との違い

ダメージ効率が最もよくなるのは、敵の技を十分に受けた上で、オーバーキルもゲージの余りもなくぴったりゲージ技で倒したときです。

しかし実戦ではなかなかそうはいかず、体力の噛み合わせによって通常技で倒したり、ゲージ技で倒してもオーバーキルがあったりして、ロスに応じてポテンシャル値よりDPSが落ちます。

次は実戦形式のバトルシミュレータを使って、実戦のダメージの積み重なり方を見ていきます。

実戦シミュレーション

シミュレータ画像

バトルシミュレータって?

実戦と同じように0秒から互いの行動を積み上げるシミュレータです。

実戦にかなり近い数字の流れを、細かく条件を指定して調べることができます。

今回は使いませんが、回避のアルゴリズムをかなり実際のプレイヤーの動きに近くなるように作り込んでいるので、またの機会に披露しようと思います。

100秒戦わせてみる

ギャラドスとサンダー・ライコウの戦闘は、長くても20秒以内で終了します。

しかしまずは技の特徴をわかりやすくするため、互いのHPを無限に設定して100秒間戦ったときのダメージをグラフにしてみます。
自作のツールだとこういった設定が好きなようにできるのがいいですね。

サンダーの技のダメージグラフ

サンダーグラフ

まずはサンダーの技を比べてみます。

このようなグラフにすると、実戦のダメージの積み重なり方がわかりやすいですね。
実戦のダメージはゲージ技を打つたびに一気に上がるジグザグのグラフになります。

やはりかみなりが1段劣り、時間がたつほど差が開くことがはっきりわかります。

電磁砲と10万ボルトは、抜きつ抜かれつ並走していきます。
たまたまどの時点で戦闘が終わるかにより、勝敗は五分五分になるだろうということがわかります。

レイドバトルではサンダーは10万ボルトがいい

ギャラドスの話からはそれるのですが、少しだけレイドバトルでのサンダーに触れておきます。

上記グラフのように通常の条件では電磁砲と10万ボルトの平均ダメージはほぼ同じとなりますが、レイドバトルでは10万ボルトの方が優位になるとみられます。

レイドバトルではゲージの溜まり方にラグがあり、本来ゲージが溜まったはずの瞬間に打てないことが多いことがわかってきたためです。
一種のバグといえる現象ですが、そのせいで通常技を余分に1回打たなくてはいけない可能性が高く、1ゲージ技ではその分のチャージが無駄になり、理論どおりの火力を出すことが難しくなってしまっています。

2ゲージ技の10万ボルトならば余分な通常技を打ってもチャージが無駄にならないので、レイドバトルでは1歩リードする結果となります。

ライコウの技のダメージグラフ

ライコウグラフ

話を元に戻して、ライコウ対ギャラドスのグラフです。

やはり電気ショック/ワイルドボルトが抜けています

ボルトチェンジ/かみなりは攻撃側としては断トツに弱いですね。

100秒バトルのまとめ

フルグラフ

2つのグラフを重ねてみます。

たくさん重なって見づらいですが、100秒付近まで戦うと、ほぼポテンシャル計算どおりの特徴が浮き上がる結果となりました。

ライコウの電気ショック/ワイルドボルトがトップで、サンダーの電磁砲と10万ボルトは第2集団にいます。

しかし、実戦はもちろん100秒も続きません
100秒のダメージは3000付近まで積み重なっていますが、実際のHPは100%PL39のギャラドスでも320です(防衛時のHP。通常時のHPの2倍になります)。

グラフの一番根本のごちゃっとした部分で、実際の戦闘は終わってしまいます。
この部分でどうなっているかを詳しく調べてみます。

実戦の範囲を拡大してみる

グラフ20秒

ライコウ(電気ショック/ワイルドボルト)と、サンダー(電磁砲、10万ボルト)について、実戦の範囲を拡大したグラフです。

ギャラドスのHPの横線を入れていて、ここを通過した時点で戦闘が終わります。

討伐時間をポテンシャル値と比べてみます。

ポケモン ポテンシャル
討伐時間
実戦
討伐時間
ライコウ でんきショック
/ワイルドボルト
11.7秒 12.1秒 +0.4秒
サンダー チャージビーム
/10まんボルト
12.4秒 14.25秒 +1.85秒
サンダー チャージビーム
/でんじほう
12.1秒 15.75秒 +3.65秒

このポテンシャル値と実戦値の差は、ほとんど与えるダメージとHPの噛み合わせによるものです。

レベル39のライコウはレベル39のギャラドスと相性抜群!

ここでは個体値100%・PL39どうしで戦わせていますが、このとき、電気ショック/ワイルドボルトのライコウは2発目のワイルドボルトでちょうどオーバーキルもほとんどなく倒すことができ、ほぼ理想どおりの力を出し切っています。

討伐時間はわずか12.1秒

ここまできれいに噛み合うことはめったになく、まるでこの技のライコウは最大強化のギャラドスを倒すために生まれてきたようです。

レベル39のサンダーはレベル39のギャラドスがちょっと苦手

対してサンダーはどちらの技もゲージ技でちょうど倒すことにはなっておらず、このレベル・個体値の組み合わせにおいてはポテンシャル値からのずれがライコウより大きくなっています。

効率は直前に打ったゲージ技から離れるほど悪くなり、この組み合わせではサンダーの技は電磁砲より10万ボルトが勝っています。

しかしグラフの形を見ると、10万ボルトのサンダーはショック/ワイルドのライコウの完全下位互換となっており、いい場面がないことがわかります。

ギャラドスのレベルを変えてみる

しかし戦うことになるのはフル強化のギャラドスばかりではありません。

レベルだけでなくやる気でもギャラドスの強さは変動します。

それにより噛み合わせが変わると、また違った結果になってきます。

攻撃側のPLはそのままで、ギャラドスのレベルを下げて調べてみます。

対PL30ギャラドスだと…

グラフ20秒PL30

PL39・100%のサンダー・ライコウがPL30・100%のギャラドス(CP2812)と戦ったときのグラフです。

グラフの形はほとんど対PL39と同じですが、ギャラドスのHPラインが通過しているところが違っています。

このときのポテンシャル値と実戦値を比べてみます。

ポケモン ポテンシャル
討伐時間
実戦
討伐時間
サンダー チャージビーム
/でんじほう
10.6秒 10.9秒 +0.3秒
ライコウ でんきショック
/ワイルドボルト
10.4秒 12.7秒 +2.3秒
サンダー チャージビーム
/10まんボルト
10.9秒 12.7秒 +1.8秒

電磁砲サンダーは電磁砲でムダなくトドメを刺すと強い!

今度は電磁砲のサンダーが最高の効率で討伐しており、討伐時間も他を凌駕しています。

でんきタイプ最大の大技のパワーを遺憾なく発揮して、敵のHP残り74%のところから224ものダメージを与えて一気にノックアウトしています。
気持ちいい瞬間ですね。

調べてみると、PL39の電磁砲サンダーは、おおよそCP2200~2800のギャラドスに対してライコウより早く討伐できることがわかりました。

げきりんを打たさないことができる

早く倒せると言っても、ライコウとの差は2秒程度じゃないかと思うかもしれません。
でも実は、この2秒の間にけっこう大きなポイントがあります。

次のシミュレートログをご覧下さい。

シミュギャラドス30"

このシミュレーションの相手は100%・PL30でドラゴンテール/げきりんのギャラドスで、最短のタイミングで逆鱗を打つ設定にしています。

通常技がドラゴンテールのとき、最短でドラゴンテールを3発打ったあと逆鱗を使用(かみつくなら4発打ったあと使用)しますが、逆鱗のダメージが入る直前(回避線と同時くらい)に電磁砲のダメージが入って倒しています。
これはかみつく/げきりんでも同じようになります。

敵の行動間隔が短いことばかりだったりすると稀に間に合わない可能性がありますが、ほとんどの場合間に合うはずです。

逆鱗を封じることができるというのは、2秒以上に大きなメリットとなります。

ライコウ・サンダーのレベルがもっと低い場合は?

ライコウ・サンダーのレベルがもっと低い場合も、ライコウとサンダーのレベルが同じなら、基本的に優位性のでかたは同じようになります。

ただし、電磁砲サンダーが優位なギャラドスのCP帯が若干変動して、例えばサンダーがPL30(CP2800前後)だと、サンダーが優位なギャラドスのCPは下はあまり変わらず2200~2700前後でした。

このあたりを目安に、境界線を実戦で確かめてみるといいと思います。

まとめ

ライコウの技はでんきショック/ワイルドボルトがよく、サンダーのゲージ技はでんじほうか10万ボルトがよいです。

その技の場合、ライコウとサンダーでは基本的にはライコウの方が強いです。
とくにレベル39のライコウのレベル39ギャラドスに対する強さは圧倒的です。

ただしギャラドスの耐久力しだいで、でんじほうサンダーが最も早く倒せる場合があります。
ギャラドスのCPを目安に使い分けると、げきりんを封じるなど効率よく倒すことができます。

サンダー・ライコウがレベル39の場合は、ギャラドスがCP2200~2800前後のときでんじほうサンダーの方が早く倒せます。
サンダー・ライコウのレベルが下がると、このサンダーの方が優位なギャラドスのCP帯は若干下がります。

あとがき

いかがでしたでしょうか?(あれ、どこかで見たことあるようなあとがき出だし^^)

最初なので、ちょっと長めの記事を書きました。

執筆作業はまだ不慣れで手探りながらでしたが、文章を書くのは好きでして、楽しみながら書いていました。

書きたいと思っているネタはまだまだ沢山あるので、今後はもっと短い記事を中心に、ぽんぽんと気ままに書いていこうかと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

てぃぼりTwitter

コメントする

サブコンテンツ